『 REG多いしボーナス合算確率良いし、
...でも小役は低設定 以下😞』
みなさん割りとよくこの様な展開になりませんか?
こんな時にどのような判断をするか...
😁『 当たる台がいい台なんだよ』
😏『 3000G程度で何がわかんねん 』
😠『 小役ゴミでバケ多いのいらん!』
🙄『 良し悪し半々だから様子見よう 』
など、人それぞれ基準があると思いますが、自分が楽しむだけならどのような捉え方でもOKなのですが、前回の『合算確率の回』と同様に「確率」を意識するのであればある程度の知識は身につけておきたいですよね。合算確率を信じるか小役確率を信じるか、試行回数が足りないか、REG確率に比重を置くか、いろいろありますが、まず分母の小さい小役確率がどれぐらいの範囲で推移するのか見てみましょう。
前回同様、私の好きなハナビを例に
風鈴確率 1/15 を 8000G 回した時誤差の範囲はどれぐらいだと思いますか?
① 1/13.3 ~ 1/17.2
② 1/14.5 ~ 1/15.5
③ 1/14.1 ~ 1/15.6
④ 1/14.8 ~ 1/15.2
⑤ 1/20.0 ~ 1/10.0
⑥ どれも一緒に見える
《統計学》のお時間です
確率の分布は試行回数が多ければ正規分布と同等にみなす事が出来る。正規分布では
M- SD~M+ SDの範囲の中に68.27%
M-2SD~M+2SDの範囲の中に95.45%
M-3SD~M+3SDの範囲の中に99.73%
の事象が含まれ
M:平均ち=Np
SD:ヒョー準偏差=√(Np(1-(・・)))?
p:ピー ピーーーーーーーー
EEEEEEEEEEEEEEEE...... Zzz (ーqー)
こんな大変な計算は置いといて...(;゚Д゚)
まず統計とはざっくり説明しますと一定数以上のばらつきのあるデータの性質を調べるためにグラフや数値を用いて集計し特徴を捉えるものです。
ジャグラ―で例えると『ジャグ連は100Gまで』とされていますが実際に100Gまでに当る確率はマイジャグラ―の設定1~6までで44~56%です。設定6ともなると200Gまでに当る確率が80%を超えますΣ(・ω・ノ)ノ!
こういった分析ができるのが統計学です。
割と身近なものではないですか?
少なからず誰しもが実際に使っていると思います。
『100Gまでで当たらなかったらやめよう・・・』っていう考え方はその人なりに経験値(集計)を活かして、100G以上は当たらなくなるという実体験(標本)をもとに導き出された結果のヤメ時ということですよね?手法は統計と相違ないのではないでしょうか?これを数値として可視化できるようにすると統計とよばれ、可視化できないとオカルトと言われます(-ω-)
では先ほどの問題に戻ります
小役確率 1/15 を 8000G 回した時
誤差の範囲はどれぐらい?
皆さんは正解が何番だと思いましたか?
できれば真剣に考えて下さい🤔
設定にちなんで⑥番まで用意しましたが答えは⑥番抜きで(笑)
実際にはこうなります。
G数 風鈴確率誤差範囲
1000G 1/23.3 ~ 1/11.1
3000G 1/18.9 ~ 1/12.5
5000G 1/17.8 ~ 1/13.0
8000G 1/17.2 ~ 1/13.3
つまりは、ややこしい計算の上で99.7%は上記の確率の範囲内で収まるということがわかりました。
ということで正解は①番でした。正解できましたか?これが正解できないと自分は知っているつもりでも、無自覚でわかっているつもり...なだけですよ。ちなみに私の答えは間違っていましたし自分はわかっているつもりでした…自爆w(≧O≦)w
わからなかった人はこれから少しずつ覚えていけば大丈夫です!数字にふれる機会が多いほど知識も精度も上がりますからね(^‐^)これからも役に立ちそうな計算方法や判断基準になるような統計上のお話をつぶやき程度にしていくつもりですので一緒に勉強していきましょう!
答えを真剣に考えて間違えた方...
皆さんが思った答えより、答えの振り幅が結構広くなかったですか??
8000G回しての小役確率が1/17.15という結果の誤差が出るなら「😠数えてられるかっ!」って感じですよね(笑)
( `ー´)ノポイッ
そして、正解された方...すごい!あっぱれですヾ(≧▽≦)ノ
実際には誤差範囲の1/17.15や1/13.33に近いほど(両端へ行くほど)割合は少なくなり、範囲の真ん中(1/15)付近ほど割合が多くなります。例えば「8000G回して風鈴1/17.15でも設定5の可能性はある!」という主張は間違ってはいないが一番薄いところ(全ての事象のうち0.4%程度)を主張していることになる…...?
(-ω-)/’’ナイナイ
これをふまえると、「絶対!」などと、断定する発言をするのは賢いとは言えないかもしれません。相手がいる場合は押しつけがましいですし、理解していない人ほどこういう傾向にあります。賢い方はそんな相手に対して間違っていてもいちいち突っ込まないし、「関わるだけ無駄な奴」ってらく印を押されますから気をつけましょう(笑)
何事においてもそうですが《上には上が居る》ということをよく覚えておいた方が良いです。謙虚で誠実な姿勢なら恥ずかしい間違いをしていても指摘してもらえたり、人によっては教えてもらえたりする事もありますからね。見栄をはらず「恥はかき捨て」で行きましょう!小さな世界でうぬぼれていると大損します(経験則)もっとも、一番大事なのは安易に教えてもらうのではなく自分で学び、それを継続する事ですが(^-^)
少し話が逸脱してしまいましたが1/15がここまで大きくブレることがあるならば、さらにボーナス確率ともなると振り幅はかなり大きくなります。
冒頭のREGがたくさん引けているという状況も統計学を用いると設定1を否定する為に8000Gの試行が必要になるといったレベルです(機種によって違いますが)。
例:マイジャグⅣ
8000G REG28回 1/285
これでようやく設定1が否定される
設定6並みにREGを引いたとしても設定3以下を否定するのに約8000Gが必要、よって設定3~6までは合算確率では見分ける事ができないことになる。あくまで統計学上の話です。詳しくはシロクマ教授の
↑↑↑をご覧ください。
よって冒頭の疑問「ボーナス確率と小役確率のどちらが信用できるか…」の答えの目安が一つできましたね。ここでも断定はできないので「どちらかというと分母が小さい分、小役確率の方が信用できるかなぁ、どちらかというとね!」が正解なのでしょうか(笑)
ここまでは皆さんいかがですか?
簡単すぎますか? わかりにくくても何となくは理解していただけましたか?
わからなくても大丈夫です。私の勉強不足で説明が悪いせいですから...(;゚Д゚)ゴメンナサイ
ややこしい説明や小難しい言葉が出てくるかもしれませんができるだけわかりやすくお伝えできるようにいたします💦完全に理解するというよりも最初は『 何となーくわかった !』ぐらいで大丈夫です。何度か読み返していただければ徐々に雰囲気がつかめてくると思いますので(^^♪
ちなみにここまでの説明はパチスロが完全確率(確率)であるという前提に基づくものです。
完全確率とは・・・後編に続く